【第50回】100%実在する男女逆転風俗 その12

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出張ホストの求人目にする機会珍しくないが、どういった求人も数万円の登録料を支払わなければならない

そのため、いくら出張ホスト興味があったとしても、怪しさを感じて避けてしまうものだ。

 

しかし、中には出張ホストになるために登録料を払ってしまう男性もいる。

もちろん、賢明な諸兄であればお分かりだろうが、こういった出張ホストはいくら待っていても指名などされない。

 

そこで、出張ホストに問い合わせると「写真が悪いのかも知れませんね。○万円で新しい写真を撮りますのでご用意してください」と言われる始末。

無駄な登録料撮影料を取られるばかりで、最終的にはドロンされてしまうのだ。

 

「登録料を求める出張ホストの求人もありますよね?」
「ありますね。私たちは横の繋がりがほとんど無いので本当のことは分かりませんが、絶対に怪しいです。

安定した集客力があれば登録料なんて必要ありませんよ。ベイビーズの給料は激安ですが、そういった部分もすべて説明して納得してもらった上で入店してもらいますから」

 

パッションとベイビーズはお客さんだけでなく、ホストたちに対してもクリーンな営業を行っているようだ。

 

ファッションヘルスソープランドであれば、給与形態プレイ内容簡単に知ることが出来る。

世の中には男性客を騙そうとする悪徳風俗店は存在しているが、ヘルス嬢やソープ嬢から金を騙し取ろうとする悪徳風俗店聞いたことが無い。

しかし、出張ホストは働く側である男性にもリスクがあるのだ。これは男性向け風俗店女性向け風俗店大きな違いだろう。

 

「今回掲載していただける雑誌って、男性向けの雑誌ですよね?」
「そうですね。女性はほとんど読まないので、あまりパッションのプロモーションにはならないんですが…」
岸田さんの質問に対して申し訳なくなってしまう僕。

 

「いえいえ。今回は出張ホスト希望者を集める目的で取材を受けたんですよ。とにかくクリーンであることを伝えて、少しでも多くの出張ホストを集めたいんです」
「そうだったんですね」
「はい。いくら出張ホストに興味があったとしても、怪しいイメージが先行してしまって避けられるんですよね」
「それなら安心しました。紙面には“出張ホスト募集中”と書いておきますよ」
「ぜひお願いします」

 

これでひとまず取材は完了だ。僕は岸田さん、ナンバーワンのレイ、ナンバーツーのマコトに最後の挨拶をして荷物を纏める僕。

岸田さんはオフィスのホワイトボードを片付け、ナンバーワンのレイは携帯電話でメールチェックをしている。きっとお客さんからのメールだろう。

各々が作業をしている中、ナンバーツーのマコトが僕に近づいて来た。
「ホシノさん。名刺ってもらえませんか?」
岸田さんに名刺は渡したが、ホストたちに名刺は渡していなかった。しかし、まさかホストから名刺を求められるとは思っておらず驚いてしまう僕。
「は、はい。お渡ししますね」

「実はホシノさんに相談したいことがありまして。後で連絡してもいいですか?」

 

続く